会長挨拶

 日頃より秋田県ラグビーの普及、発展にご理解とご支援をいただいておりますことに対し、心より御礼申し上げます。

 リーグワンの公式戦が始まり、ワールドカップで活躍した世界を代表する選手たちが、日本のリーグワンでプレーしている姿を見て、日本のラグビーの進化と期待が一層高まります。

 日本ラグビー協会 土田会長は、2035年に日本で再び、ワールドカップの開催を実現したいと発言しております。その思いを受け、秋田で公式戦の開催を実現したいと願っております。

 雪も解け、グランドでの練習が待ちどおしい季節となりました。昨年の全国高校ラグビー花園大会での秋田工業高校の試合ぶりは、県民に元気と勇気を与えていただきました。2回戦での敗退でしたが、明日につながる価値ある試合だったと思います。本当にありがとうございました。

 また、秋田ノーザンブレッツは入れ替え戦で敗退し、残念ながらBグループに降格となってしまいました。チーム結成20年目に迎えた試練として真正面から受け止め、選手・スタッフ一同初心に帰って、建て直しを図って参りたいと決意しております。今シーズンは十数名の新メンバーが加わり、Bグループ全勝優勝を目指していく覚悟です。引き続き、多くの皆様の熱い応援を宜しくお願い申し上げます。

 秋田県ラグビーフットボール振興会は、たくさんの皆さんからご協賛いただき、感謝申しあげます。ラグビーを志す子供たちの拡大、各層の選手強化等有効に使わせていただいております。引き続きお声がけいただき、協賛会員の拡大に努めてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

 「ラグビー王国復活」を旗印に、それぞれの立場で今年度の目標を掲げ、それに向かって邁進していきたいと考えます。人口減少、少子高齢化の秋田ではありますが、だからこそやらなければならないことがあると思います。ないものをねだらず、あるものを存分に活かして進んで参りたいと考えます。皆様の一層のご理解とご支援をお願いいたします。

(2025年4月)

秋田県ラグビーフットボール協会
会長 三浦廣巳